NURO光の性能を引き出し800Mbpsを手に入れる!バッファローWi-Fi 6ルーターの選び方

NURO光

NURO光の性能を最大限に引き出すには、外付けルーターを使うのがおすすめです。2020年から本格的に販売されはじめたWi-Fi 6ルーターを使えば、800Mbps超えの通信速度も夢ではありません。Wi-Fi6対応ルーターをどのように選んでいけばよいのか、バッファロー製品について調べてみました。

Wi-Fi 6のメリットは?
バッファローのWi-Fi6ルーターのラインナップ
Wi-Fi 6ルーター 評価のポイントは大きく3つ

バッファローのWi-Fi6ルーターは、どれがオススメなのか?

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Wi-Fi 6のメリットは?

2020年頃から本格的に販売されはじめたWi-Fi 6ルーターは、当初は価格が高い割にメリットが少ない状況でした。しかし、最近ではパソコンやスマホなどのクライアント端末もWi-Fi 6に対応するようになり、Wi-Fi 6ルーターを導入することで、家全体の通信速度が向上することが期待できます。

また、最近では「Wi-Fi 6E」規格のルーターも出始めましたが、まだクライアント機器側がWi-Fi 6Eに対応しきれていないので、当面静観でよいでしょう。

Wi-Fi 6ルーターを導入することで得られるメリットは以下の3つです。

  • 従来のWi-Fi 5に比べて通信速度が速い
  • 複数クライアントから接続しても速度が遅くなりにくい
  • 子機側のバッテリー消費を抑えられる(子機側がTWT(Target Wake Time)に対応している場合)

詳細については、こちらの解説記事(Wi-Fi 6とは? バッファロー)を参照いただきたいのですが、Wi-Fi 6ルーターを購入する前に、1点だけ注意点があります。
それは、

「パソコンやスマホがWi-Fi 6に対応していない場合は、Wi-FiルーターをWi-Fi 6対応機種に買い替えても 通信速度は向上しない。」

という点です。

Wi-Fi 6に対応しているのは、iPhoneの場合、2019年9月に発売されたiPhone 11シリーズや、2020年4月に発売されたiPhone SE第2世代以降の機種です。Androidスマホやパソコンについても、同様の時期に発売されたものは、Wi-Fi 6に対応している可能性が高いです。

もし、Wi-Fi 6に対応しているクライアント端末が少ない場合には、Wi-Fi 6ルーターの購入はしばらく待ったほうがよいかもしれません。

我が家は長年、バッファローのWi-Fiルーターを利用していますが、パソコンやスマホがWi-Fi 6に対応してきたことから、最近、Wi-Fi 6ルーター「WSR-3200AX4S」に買い替えました。

その選択が正しかったのか?他にどのような選択肢があったのかを改めて調べてみたいと思います。

バッファローのWi-Fi6ルーターのラインナップ

バッファローの公式サイトで Wi-Fi6対応ルーターのラインナップを確認すると、以下の6機種が掲載されています。

下記の価格は、Amazonで調べたおおよその目安と捉えてください。価格.comの「無線LANルーターコーナー」等で探せば、もう少し安く販売されている可能性もあります。

型番 実売価格(Amazon)
フラッグシップモデル WXR-6000AX12S
ハイパフォーマンスモデル WXR-5700AX7S
プレミアムモデル WSR-5400AX6S
スタンダードモデル WSR-3200AX4S
エントリーモデル WSR-1800AX4S
エントリーモデル WSR-1500AX2S

5,000円台から4万円近くまで価格に幅があります。各ルーターにどんな機能があってこの価格差がでるのか、順番に見ていきましょう。

Wi-Fi 6ルーター 評価のポイントは大きく3つ

バッファローのサイトでは、これら6種のルーターに対して、各種機能が実装されているかどうかの対応表が掲載されています(こちら)。項目は全部で21項目もあり、初心者は、みているだけでもうんざりしてしまうことでしょう。
しかし、表をよくみてみると、大きく違うのは以下の3点であることがわかります。
  • 内蔵アンテナの数
  • ワイドバンド対応
  • 10Gbpsインターネットポート
この3つの項目だけに絞って、先の表をまとめ直すと以下のようになります。
機種名 Wi-Fi速度(理論値) 5GHz 2.4GHz ワイドバンド 対応 Internet Port
WXR-6000AX12S 4803+1147Mbps 8本 4本 Yes 10Gbps
WXR-5700AX7S 4803+860Mbps 4本 3本 Yes 10Gbps
WSR-5400AX6S 4803+573Mbps 4本 2本 Yes 1Gbps
WSR-3200AX4S 2401+800Mbps 4本 4本 1Gbps
WSR-1800AX4S 1201+573Mbps 2本 2本 1Gbps
WSR-1500AX2S 1201+300Mbps 2本 2本 1Gbps

表の中で、特に赤字で書かれている部分が性能差(及び価格差)に影響する場所になります。
これら機能が自分に必要かどうかによって、高いルーターを購入すべきかどうかが決まります。
3つの機能を1つづつみてみましょう。

Wi-Fi速度と内蔵アンテナの数

一番気になるのは通信速度ですが、これが実測値でないところが悩ましいところです。
Wi-Fiルーターのパッケージをみると、次のような表記がされていることがよくあります。

5GHz アンテナ x4
2.4GHz アンテナx 2
4803Mbps
573Mbps
*表示上の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。

注釈に小さく、「表示上の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。」とかかれています。
この「理論上の最大値」とはなんでしょうか?

素人考えだと、理想的な状況で、「1台のルーターに高性能のパソコンを1台だけ接続したら 4803 Mbpsの通信速度がでるのでは?」と思ってしまいますがそんなことはありません。

このあたりの表記の説明については、バッファローは非常に不親切で、アイ・オー・データのほうがわかりやすいです。

最大速度とストリーム数の関係について、表で掲載しています。(出典:アイ・オー・データ

「ストリーム数」というのは、データが通過する車線の数と考えるとわかりやすいと思います。
つまり、ストリーム数(車線の数)が1本のときは、Wi-Fi 6(5GHz)では、通信速度600Mbpsだったものが、ストリーム数が4本のときは、その4倍の2402Mbpsの通信速度がでるという見方をします。

注意しなければならないのは、1台のクライアント機器がすべてのストリーム数(車線)を専有してデータを送信できるわけではないという点です。

そのことは以下の2機種を比較すると推測できます。フラッグシップモデルの「WXR-6000AX12S」は5GHzアンテナが8本に対して、ハイパフォーマンスモデルの「WXR-5700AX7S」は5GHzアンテナが4本ですが、5GHz帯の通信速度は 4803Mbpsと変わりありません。

型番
速度(理論上の最大値)
5GHzアンテナ
2.4GHzアンテナ
WXR-6000AX12S
4803+1147Mbps
8本 (8×8)
4本 (4×4)
WXR-5700AX7S
4803+860Mbps
4本 (4×4)
3本 (3×3)

アンテナの数が多いことにより、複数端末が同時に接続しやすくなるのではないかと思われます。

先のアイ・オー・データの表をみて、アンテナの数とWi-Fi速度の関係について、いったんわかった気になります。しかし、バッファローの機種別の通信速度とストリーム数(アンテナの数)をみると、またわからなくなります。

単純にストリーム数(アンテナの数)に比例して通信速度が速くなるわけでもないようなのです。

型番 速度(理論上の最大値) 5GHzアンテナ 2.4GHzアンテナ
WXR-6000AX12S 4803+1147Mbps 8本 (8×8) 4本 (4×4)
WXR-5700AX7S 4803+860Mbps 4本 (4×4) 3本 (3×3)
WSR-5400AX6S 4803+573Mbps 4本 (4×4) 2本 (2×2)
WSR-3200AX4S 2401+800Mbps 4本 (4×4) 4本 (4×4)
WSR-1800AX4S 1201+573Mbps 2本 (2×2) 2本 (2×2)
WSR-1500AX2S 1201+300Mbps 2本 (2×2) 2本 (2×2)

例えば、プレミアムモデルの「WSR-5400AX6S」とスタンダードモデルの「WSR-3200AX4S」を比較すると、5GHzアンテナの本数は4本で同じなのに、5GHz帯の通信速度は 4803 Mbps 対 2401 Mbpsと開きがあります。

型番
速度(理論上の最大値)
5GHzアンテナ
2.4GHzアンテナ
WSR-5400AX6S
4803+573Mbps
4本 (4×4)
2本 (2×2)
WSR-3200AX4S
2401+800Mbps
4本 (4×4)
4本 (4×4)

このからくりが、次に説明する「ワイドバンド」への対応の有無です。

ワイドバンドへの対応

Wi-Fi 6における「ワイドバンド(160MHz)」とはいったいなんでしょうか?

これについては、PC Watchの以下の記事が比較的わかりやすいように思います。

Wi-Fi 6Eって何?Wi-Fi 6と何が違うの?国内の対応ルーター登場時期などを整理 (出典: PC Watch)

通常のWi-Fi 6通信は、周波数帯の幅を 80MHzしか使わないのに対して、ワイドバンドではその倍の160MHz利用するため、一度に送信できるデータ量が2倍になるのです。「道路の幅が2倍広いので、2倍の量の車が通行できる」と考えるとわかりやすいかもしれません。

これが先の疑問「WSR-5400AX6SとWSR-3200AX4Sは、同じアンテナ数なのに全体の通信速度が違う」に対する答えです。

型番
ワイドバンド対応
速度(理論上の最大値)
5GHzアンテナ
WSR-5400AX6S
あり
4803+573Mbps
4本 (4×4)
WSR-3200AX4S
なし
2401+800Mbps
4本 (4×4)

ここで注意しなければならないのは、「ルーターがワイドバンド対応していると、いつでも通信速度は2倍になる」わけではないという点です。先の「PC Watch」の記事にかかれている通り、付近のルーターとの電波干渉を避けるため、周波数帯の幅を自動的に狭くすることもあります。
自分だけがストリーム(道路)と電波の周波数帯(道幅)をめいっぱい使ってデータを流せるのであれば、この理論値が出せるのかもしれませんが現実はそうではありません。ご近所さんもルーターを使っていますし、おなじような周波数帯で通信しています。

必ずしも 160 MHzの幅で通信ができるわけではないので、この機能をもったルーターに投資すべきかは、よく考える必要があります。

10Gbpsインターネットポートの有無

「WXR-6000AX12S」と「WXR-5700AX7S」の2つの上位機種では、光回線のONUにつなぐInternet Portが10 Gbpsとなっています。

「NURO光 10G」のようなサービスを契約できれば別ですが、まだ10Gbpsの光回線を引ける家庭はごくわずかでしょう。現時点では、一部の方を除いて、10Gbpsインターネットポートをもったルーターを購入する必要ないと思います。

バッファローのWi-Fi6ルーターは、どれがオススメなのか?

以上のことから、バッファローのWi-Fi 6ルーター 6種のうち、上位3機種がもっている以下の機能は、2022年9月時点では一般家庭において必要ないように思われます。

  • ワイドバンド対応
  • 10Gbpsインターネットポート

そうなると、できるだけ安価にバッファローでWi-Fi 6ルーターを選ぶ場合、以下の3機種から選ぶことになります。

スタンダードモデル
WSR-3200AX4S
エントリーモデル
WSR-1800AX4S
エントリーモデル
WSR-1500AX2S

あとは、単純にどのくらいのクライアント機器を同時接続するのか、その時の通信速度はどのくらいほしいのか?で決めるとよいでしょう。

型番
速度(理論上の最大値)
5GHzアンテナ
2.4GHzアンテナ
WSR-3200AX4S
2401+800Mbps
4本 (4×4)
4本 (4×4)
WSR-1800AX4S
1201+573Mbps
2本 (2×2)
2本 (2×2)
WSR-1500AX2S
1201+300Mbps
2本 (2×2)
2本 (2×2)

メーカーのサイトには、理論値の通信速度しか書かれていないので、実測値が知りたいところです。

参考までに我が家の場合では、以下のような構成で  Wi-Fi 6通信で800Mbpsを超えました。

NURO光 ONU:
Wi-Fiルーター:WSR-3200AX4S (Wi-Fi 6対応)
クライアントPC: ThinkPad T14s

この測定環境の詳細はこちらの記事に書いてあります。

一般的な木造戸建て住宅では、スタンダードモデルの「WSR-3200AX4S」で十分のように思います。マンションにお住まいで、同時接続するクライアント機器の台数が少ない場合には、エントリーモデルの「WSR-1800AX4S」でも十分かもしれません。

NECのAtermシリーズのルーターを選ぶ場合でも見るべきポイントは同じです。

NEC Atermの場合には、AX3000HPあたりがバッファローのWSR-3200AX4Sと同等と思われます。メーカーサイトの比較表ではPA-WX3600HPという型番になっていますが、Amazonでは、限定商品としてAX3000HPという型番で販売されています。

NEC Aterm AX3000HP

このあたりの製品を基準にして、自分の利用の仕方にあう形で、上位・下位機種を選べばよいでしょう。

 

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