自分のサイトアクセス数を除外する Googleアナリティクス IPアドレスフィルターの使い方

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Googleアナリティクスでアクセス計測をしているときに、自分のアクセスは除外したいと思うでしょう。特にスマホアクセスについては、IPアドレスフィルターを使う必要があります。IPアドレスフィルターの設定方法とフィルターが効かない場合のチェックポイントについて解説します。

1.IPアドレスフィルターが効かないときの原因はこれ –  G Site Kitに要注意
2.IPアドレスフィルターを使うためのネットワークの基礎知識
グローバルIPアドレスとローカルIPアドレスの違い
IPv4とIPv6の違い
3.IPアドレスフィルターの設定
4.変動IPアドレスに関する注意点

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1.IPアドレスフィルターが効かないときの原因はこれ – G Site Kitに要注意

Googleアナリティクスに用意されているIPアドレスフィルター。ネットで検索すると手順が書かれたブログが多数ヒットし、手順そのものは簡単なのですが、設定しても自分のアクセスが除外されない。

IPv4とIPv6の違いもわかった上で設定しているのに、やはり自分のアクセスが除外できない。

なんでだー?と散々悩み、検索し続けてたどり着いた答えがこちら。

Google Analyticsで特定のIPアドレス除外が効かない場合のG Site Kit設定変更

おそらくこのブログが現時点(2022.2.26)時点で唯一正しい答えを書いているサイトかと思われます。

「G Site Kit」は、Googleが提供する公式WordPressプラグインですが、まさかコイツが原因だったなんて!
Googleアナリティクスの設定を一所懸命しらべて、直そうとしても直らないわけです。
これはなかなか気づけません。

結論からいうと、G Site Kitでは、デフォルトの設定が「IPアドレス匿名化」であり、これをOFFにしない限り、GoogleアナリティクスのIPアドレスフィルターは効かないようなのです。

おそらくこんな状態になっていたのかと。

試しに、WordPressで「G Site Kit」プラグインを無効化してから、IPアドレスフィルターを設定し、スマホでアクセスしてみたところ、アクセスはカウントされませんでした。

G Site Kitを有効化した状態で IPアドレスフィルターが効くようにする手順は以下のサイトに記載があります。

Google Analyticsで特定のIPアドレス除外が効かない場合のG Site Kit設定変更

2.IPアドレスフィルターを使うためのネットワークの基礎知識

PCのブラウザを使っている場合には、Googleが提供する「Google アナリティクス オプトアウト アドオン」を使ったほうが、IPアドレスなど余計なことを考えなくていいのでおすすめです。

スマホ経由のアクセスの場合には、ブラウザでGoogleアナリティクス オプトアウト アドオンは使えません。セキュリティリスクのある広告ブロックアプリはできるだけ避けたほういいので、IPアドレスフィルターを使うしかありません。

IPアドレスフィルターを使いこなすために、「初心者はこれだけ知っていれば大丈夫」という基礎知識を解説します。

・グローバルIPアドレスとローカルIPアドレスの違い
・IPv4とIPv6の違い

・グローバルIPアドレスとローカルIPアドレスの違い

グローバルIPアドレス(パブリックIPアドレス)とは、インターネットに直接つながっている機器に割り当てられるIPアドレスです。スマホでしたら、キャリアのデータ通信をしているときに割り当てられるIPアドレス、自宅に光回線をひいてWi-Fiアクセスしている場合には、光ファイバーに直接つながっている回線終端装置に割り当てられるIPアドレスです。(個々のPCやタブレットがもつIPアドレスではありません)

非常に大雑把に図にすると以下のような感じです。

グローバルIPアドレスは、簡単に調べられます。Google検索窓で”whatismyip”と入力し、最初の検索結果をクリックするか、

https://www.whatismyip.com/ に直接アクセスするだけでOKです。以下のような結果が表示されます。IPv6とIPv4の先に見つかったほうのグローバルIPアドレスが上位に表示されます。

・IPv4とIPv6の違い

「IPv4とIPv6の違い」をネットで検索すると、

「IPv4は32個のビット数でアドレスを表すが、IPv6は128個のビット数でアドレスを表す」とか

「IPv4の問題点と、IPv6が誕生した経緯」などいろいろ書かれています。

ただ、IPアドレスフィルターを使うときに必要なのは、

・IPv4とIPv6のどちらのIPアドレスを使うのか?
・IPアドレスのどの部分を入力すればいいのか?

だけなのです。

結論から申し上げると

・IPv4のIPアドレスしか表示されない場合は、IPv4のアドレスを使います。
利用するのは、表示されたIPアドレス (xxx.xxx.xxx.xxx)のすべてです。

・IPv6のIPアドレスが表示された場合には、IPv6のアドレスを優先して使います。
利用するのは、表示されたIPアドレスのうち、”:”で区切られた最初の4節です。

IPv6形式のアドレス表記とIPアドレスフィルターで利用する部分

“:”で区切られた前半の4節(赤枠内)のみを利用します。後半の4節は個々の端末に関する情報が含まれているため、光回線を利用し、家庭内WiFiでアクセスしている場合は不要です。

3.IPアドレスフィルターの設定

ここまでわかってしまえば、あとは設定あるのみです。

Googleアナリティクスにログインし、左下の歯車マーク「管理」をクリックします。

右側のメニューの中から「フィルタ」をクリックします。

「フィルターを追加」をクリックします。IPv4とIPv6では、設定内容が若干異なりますのでご注意ください。

IPv4アドレスを利用する場合

プルダウンメニューから、「除外」「IPアドレスからのトラフィック」「等しい」を選択し、上記で調べたグローバルIPアドレスをそのまま入力します。

注:スマホで自宅からアクセスしている場合、Wi-Fiをオンにしていると、キャリア経由のアクセス(IPv4 or IPv6)とWi-Fi/光回線経由のアクセス(通常はIPv6)が知らぬ間に切り替わっていることがあります。どちらか一方だけONにし、そのIPアドレスでフィルターをかけることをおすすめします。

IPv6アドレスを利用する場合

プルダウンメニューから、「除外」「IPアドレスからのトラフィック」「前方が一致」を選択し、上記で調べたグローバルIPアドレスのうち、“:”で区切られた前半4節のみ入力します。そうすることで、自宅の光回線にWi-Fi接続されている端末1台1台のIPアドレスを調べることなく、機器すべてを一括してフィルターすることができます。接続する端末が1台しかない場合には、IPv4のときと同様に、「除外」「IPアドレスからのトラフィック」「等しい」を選択し、”:”で区切られたIPv6のアドレスすべてを入力してもフィルターは機能します。

<自宅の光回線に接続している機器を一括してフィルターしたい場合>

注)2022.3.12追記:
IPv6アドレスをフィルターする場合、前方4節だけでなく、面倒でも、端末1台ごとに、全8節を入力したほうが確実かもしれません。確かに自宅内から接続する機器のIPv6アドレスは、前方4節は一致し、後方4節は異なっています。しかし、前方4節を自分以外の人が使っていないという保証がありません。間違って同じプロバイダーを利用している他の人のアクセスも除外していないとも限りません。心配だったので、私は検証用AndroidスマホのIPv6アドレスは、8節すべて入力し、「等しい」で除外しています。

4.変動IPアドレスに関する注意点

スマホでのキャリア経由のデータアクセスや、個人で利用する光回線は、基本的に変動IPアドレスです。通信事業者に接続に行ったときに、グローバルIPアドレスが割り当てられ、固定IPアドレスではありません。

ただし、スマホでも、光回線の終端装置でも、ネットワークが接続された状態でIPアドレスが急に変更されることはありません。

スマホを電源OFFにして再起動したとき、スマホの接続先の基地局が変わるような場所の移動が起きたとき、光回線の終端装置をリブートしたとき、(通信事業者側でネットワークのメンテナンスを行ったとき)などに、IPアドレスは変わります。

アクセスがカウントされているとわかったら、グローバルIPアドレスを確認し直し、IPアドレスフィルターの設定を変えてください。


追記)2022.3.1.
iPhoneでIPv4でもIPv6でもIPアドレスフィルターが効かない現象を確認しています。原因調査中です。Android端末では問題なく除外できています。

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