Wi-Fi電波が弱いときはルーター買い替え?それとも中継機?導入前に知っておくべき3つのポイント

Wi-Fi改善

家の中でWi-Fiの電波が届かない場所があるときに、対応策は2つあります。Wi-Fiルーターを買い換えるか、Wi-Fi中継機を買うかです。ここではWi-Fi中継機を導入する場合の注意点について解説します。

Wi-Fi通信改善には2つの方法がある
ルーター買い替え?それともWi-Fi中継機? 購入前に知っておくべき3つのポイント
1.Wi-Fiルーターを買い替えてもメリットが得られない場合
2.Wi-Fi中継機に過剰な期待は禁物
3.Wi-Fi中継機導入でおきるデメリットと対応策
まとめ

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Wi-Fi通信改善には2つの方法がある

家の中で、Wi-Fiが届かない場所がある。特に戸建ての場合にはよくある話です。浴室に電波が届かないとか、寝室で電波が弱いとか・・・

クライアント機器を買い換えられれば、改善するケースもありますが、すぐに買い換えられない場合も多いでしょう。このような場合、改善の方法は2つあります。

1つは、「Wi-Fiルーターを買い替える」

もう1つは「Wi-Fi中継機を使う」です。

それぞれのメリット・デメリットを以下にまとめます。

Wi-Fiルーターを買い替える Wi-Fi中継機を使う
メリット
すべてのクライアント機器・場所で通信速度を改善できる可能性がある。
比較的安価2000-3000円程度で対策できる
デメリット
5000円〜10,000円以上費用がかかる。
メリットがあるのは、電波の届かない場所・クライアント端末のみ。
設置の仕方によっては、他の端末の速度低下を引き起こす

Wi-Fiルーターを買い替えてもメリットが得られない場合

こうなると、多少予算がオーバーしても、Wi-Fiルーターを買い替えたほうがいいのではないかと思うかもしれませんが必ずしもそうではありません。

Wi-Fiルーターを買い替えて大きなメリットが得られるのは、ルーターに接続する機器が、上位のWi-Fi規格に対応している場合、いまでしたら 802.11ax、いわゆるWi-Fi 6に対応している場合です。

利用しているクライアント機器のほとんどがWi-Fi 5止まりの場合は、通信速度が大幅に改善するわけではないため、Wi-Fi 6ルーターに買い換えるメリットはあまり大きくありません。

もちろん、Wi-Fi 6に対応した新しいクライアント機器に買い換えると、Wi-Fi 5対応ルーターでも速度が向上したり、Wi-Fiの電波が届くようになることがあります。

しかし今回は、クライアント機器がそのままのときに Wi-Fiの電波状況を改善する話です。その場合は、必ずしもWi-Fiルーターを買い換えれば状況が改善するわけではない点に注意する必要があります。

中継機に過剰な期待は禁物

さて、「クライアント機器も、Wi-Fiルーターもそのままで」となると、残る方法は、Wi-Fi中継機を導入するしかありません。

そのときに知っておいていただきたいのが、Wi-Fi中継機を使った場合でも、「大元のルーターよりも速度はかなり落ちる」という点です。

ネットワークの専門家が、家じゅうの電波状況をしらべて最適な設置場所を探し出し、5GHz/2.4GHz帯やチャネルを使い分けて各機器を調整すれば、相当な速度はでるのかもしれませんが、私たちはしょせんネットワークの素人です。

大元のWi-Fiルーター近くで、500Mbps〜800Mbps程度のスピードがでていたとしても、Wi-Fi中継機に過剰な期待は禁物。

マニュアル通りに設定してみて、「電波の届かないところを30Mbps程度で通信できるように改善できる」程度に考えておいたほうがよいでしょう。

中継機導入でおきるデメリットと対応策

Wi-Fi中継機導入時に、もう1点、気をつけなければならないポイントがあります。

それは、ルーター、中継機、クライアント端末の位置関係によっては、中継機経由で通信しなくてもよいクライアント機器の速度が低下してしまうことがある点です。

簡易的な中継機の場合、親ルーターと同一ののSSIDを使います。その場合、クライアント機器が接続先を間違え、わざわざ中継機経由の迂回経路で通信してしまうため、速度が低下するのです。

その現象については、こちらに詳細を書いてあります。よろしければご覧ください。

参考記事)バッファローWi-Fi中継機による速度低下を防ぐ。WPA3の活用

まとめ

まとめると以下のようになります。

  • 家の中のWi-Fi電波状況を改善するのに、Wi-Fiルーターの買い替えが最善でないケースがあります。
  • Wi-Fi中継機の導入を決める前に、デメリットについても理解しておく必要があります。
  • Wi-Fi中継機の導入で発生したデメリットについては、特定のケースでは改善策があります。

Wi-Fi 6対応のネットワーク機器、スマホ、パソコンが出始めてからそろそろ2年が経過しています。買い替えをしていくと、そろそろWi-Fi 6機器が増えてきていることでしょう。Wi-Fi6クライアント端末が多数を占めるようになってきたら、Wi-Fiルーター買い替えがおすすめです。圧倒的に通信速度が速くなり、電波状況も改善できます。

参考記事)【F660A vs. 外付Wi-Fiルーター】NURO光で夢の800Mbps超えを達成したのは?

Wi-Fi中継機の導入は、Wi-Fi 6への全面切り替えまでの暫定措置と考えておいたほうがよいでしょう。

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