Macbookを最短時間で移行する方法は?移行アシスタントとTime Machine利用時の注意点

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Macbookを買い替えたとき、以前のMacbookからのデータ移行が必要となります。macOSでは「移行アシスタント」というツールが用意されていますが、これですべての設定・データを移行しようとすると膨大な時間がかかります。Macbookの乗り換えを最短で行う方法についてまとめました。

移行ツールを使うか、1からインストールするか?
移行アシスタントへの全面依存は要注意
Macbookデータ移行:残された方法は?
バックアップを行うためのソフトと機材は?
Macbookデータ移行:時短のコツは?
実際にかかった時間は?

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移行ツールを使うか、1からインストールするか?

今のMacbookも利用しはじめて5年半。

自分でインストールしたアプリも24個にも及びます。

使わなくなっているものもありますし、これらを整理しながらMacbookをセットアップしていくのも楽しい作業です。

しかし、これらを最初からインストールしてセットアップし終わるにはかなりの時間(場合によっては2,3日)を要します。

今回は、古いMacbookを急ぎ人に譲らなければならないこと、新しいMacbookを1日で使えるようにしなければならない事情があり、移行ツールを使ってデータ移行しつつ、最低限のセットアップを最短で終わらせるようにしました。

移行アシスタントへの全面依存は要注意

Macbookを移行するために、Appleでは、「移行アシスタント」というツールを用意しています。

Apple公式ページ(新しい Mac にコンテンツを移動する)には、

「移行アシスタントを使って、書類、App、ユーザアカウント、および設定情報をすべて別のコンピュータから新しい Mac にコピーできます。」

とあります。

しかし、新しいMacbookを一刻も早く使いたい人は、これを鵜呑みにして作業を始めるのは要注意です。私は、

「双方のコンピュータに macOS Sierra 以降が搭載されている場合は、両者を近付けて、Wi-Fi を有効にしておきます。」

という説明をもとに、Wi-Fiで直接MacbookからMacbookへデータ移行をしようとしました。

しかし、開始から5時間経過しても 移行先PCでも移行元PCでも「情報を転送中」という画面が表示されたまま。

データ移行がうまくいっているのか、いないのか、進捗がまったくわかりません。

改めてネットで調べてみると、移行アシスタントで完全移行を行おうとすると「20時間かかった」「50時間かかった」という記録が見られます。

たしかにAppleの公式ページにも「転送量が多いと、終わるまで数時間かかる場合があります。」とは書いてあります。

しかし たった100GB程度のデータでこの状態では、あと何時間かかるのかまったく先が読めません。

時間に余裕がある人は、気長に待ってみるのもありです。

しかし、私の場合は、新しいPCを急ぎセットアップしなければならなかったので、この方法は断念しました。

Macbookデータ移行:残された方法は?

こちらの記事(一般的なデータ移行 4つの方法)でも書きましたが、ネットワーク経由の直接接続(Peer-to-Peer)が難しいとなると、残るは以下の3つの方法しかありません。

2.直接接続ー有線接続

3.バックアップ方式ーワイヤレス接続

4.バックアップ方式ー有線接続

「2.直接接続ー有線接続」 はマシン同士を直接ケーブルでつないでデータ移行をする方法です。

ネット上で手順が書かれた実績レポートを見つけられなかったため断念しました。

「3.バックアップ方式ーワイヤレス接続」は、iCloudやDropboxなどのクラウドストレージをつかって、バックアップ・リストアを行う方法です。

大容量保存ができる有料のクラウドストレージを契約していなかったのと、Wi-Fiではデータ転送速度が遅くなるので見送りました。

そうなると、残った方法は、外部ストレージに有線接続でバックアップをとって、リストアする方法

「4.バックアップ方式ー有線接続」となります。私の場合は、手元に1GBの外付けSSDドライブがあったので、こちらを使うことにしました。

バックアップを行うためのソフトと機材は?

バックアップ方式ー有線接続」を行う上で、まず検討しなければならないのは、バックアップを取るのにどのソフトを使うかです。

バックアップには、ディスクイメージまるごと取得する「イメージバックアップ」と、個別のファイルを把握しながらデータを保存する「ファイルバックアップ」があります。

たとえば、Acronis Cyber Protect Home Office (旧称 Acronis True Image)のような有償ソフトをつかえば、イメージバックアップができますが、年間5,000円以上かかり、一回だけのデータ移行のためにはちょっともったいない気がします。

今回は、無料で使えるmacOSの標準バックアップソフト 「Time Machine」を使うことにしました。

バックアップデータの保存には、機材選びも重要です。
今回はUSB3.2対応の外付けSSD(
バッファロー SSD-PG1.0U3-B/NL)を利用しました。
SSDは、HDDよりもデータのコピー速度が高速なので、移行に要する時間を短縮することができます。

また本機種は、大きさ10cm程度、厚み1cm以下、重さ100gと軽量でかさばらず、持ち運び可能なので重宝します。

バッファロー
SSD-PG1.0U3-B/NL
(特定販売店向け:販売終了)
データ容量
1 TB
インターフェース
USB 3.2(Gen 1)
本体寸法(幅×高さ×奥行)
75×11.5×117mm
本体質量
約100g(ケーブル含まず)

既にメーカーでは販売終了ですが、まだAmazonでは割安な値段で販売されているようです。(2022/4/28現在)

Macbookデータ移行:時短のコツは?

Time Machineを使うにしても、すべてのデータをバックアップし、それを移行アシスタント+Time Machineでリストアすると、先ほどの例のように大幅な時間を要しそうです。

私の場合、独自にインストールした24個のアプリケーションさえ稼働すれば、ユーザーデータの移行はなんとでもなります。

したがって、

・アプリケーションとシステムの設定だけツールで移行

・その他のデータは、外付けディスクを経由したファイルの単純コピー(バックアップ&リストア)

とすることにしました。

ただし、この方法には以下の注意点があります。

・一部、移行できないアプリケーションがある (WineskinserverなどApp Storeを経由しないでインストールされたもの)
・アプリケーションの設定まで100%移行できるわけではない(ログイン情報の再設定が必要なアプリがある)

実際の手順についてみてみましょう。

移行元、移行先のマシン環境については、こちらに記載しました。

1.Time Machineでバックアップを取得する
2.移行アシスタントでデータをリストアする
3.アプリの動作確認と設定

1.Time Machineでバックアップを取得する

Time Machineでのバックアップですが、そのまま実行してしまうと、すべてのデータが対象になってしまいます。

設定でツールによる移行対象となるデータをできるだけ制限します。

Time Machineによるデータのバックアップ先に、外部ストレージを選択したあと、右下の「オプション」をクリックします。
「バックアップ対象から除外する項目」というウィンドウが開きますので、左下の「+」ボタンを押し、除外するフォルダーを追加していきます。私の場合は写真データを保存していた「書類」とインストールしたアプリのインストーラーが多数はいった「ダウンロード」を除外しました。

100GBのデータで約2時間で終了しました。

事前にバックアップを取得していれば、新しいMacbookが届いたときにすぐに移行を開始できるので、更に時短が可能となります。

2.移行アシスタントでデータをリストアする

macOSの「移行アシスタント」を使い、Time Machineで取得したバックアップデータをもとにリストアします。

公式な手順はこちらに書かれています。(バックアップから Mac を復元する

実は、この段階で、バックアップデータのOSと、移行先MacのOSのバージョンが一致していないと、移行先MacでOSのバージョンアップが始まります。30分くらいで終了しますが、あらかじめ移行元・移行先のOSのバージョンは最新のものに揃えておいたほうがよいでしょう。

ここでの時短のポイントは、「リストアする対象を制限する」というところです。

LaunchPadのアプリ一覧から「その他」をクリックし、移行アシスタントを起動します。
一番上の「Mac、Time Machineバックアップ、または起動ディスクから」を選択します。
移行可能なデータの選択肢が表示されますのでアイコンをクリックします。
「転送する情報を選択」の画面で、移行するデータを制限します。
私の場合は、「アプリケーション」と「システムとネットワーク」だけ選択しました。

この「リストア対象を制限した」効果かどうかはわかりませんが、リストアは30分程度で終了しました。

3.アプリの動作確認と設定

リストア終了後はアプリケーションの動作確認です。

ほとんどのアプリが移行されていましたが、App Storeでインストールされていない特殊なアプリは含まれていませんでした。

具体的には、wineskinserverです。

Karabiner-Elementsも アプリはインストールはされていましたが、再設定が必要でした。

Microsoft OfficeやGoogle Chromeなどその他のアプリは、ログイン設定程度で正常に起動しました。

一連の確認作業で 30分程度を要しました。

ここまでくれば、一応新しいMacbookは利用できるようになります。

あとは、時間に余裕があるときに、以下の残りの2手順を行えば移行完了です。

4.ユーザーデータの移行(手動コピー)

5.移行できなかったアプリのインストールと設定(Wineskinserver)

実際にかかった時間は?

実際にかかった時間を整理すると以下のようになります。

作業内容
所要時間
1
Time Machineによるバックアップ(100GB程度)
120分
2
新しいMacbookにおけるmacOSのアップデート
30分
3
移行アシスタントによる Time Machineバックアップからのリストア
30分
4
移行後のアプリの動作確認・追加設定
30分〜60分
5
ユーザーデータのコピー
(データ量と利用する外部ディスクに依存)
6
移行できなかったアプリのインストールと設定(Wineskinserver)

Time Machineによるバックアップを事前に取得しておけば、新しいMacbookが到着してから2時間程度で、#2〜#4までの手順を完了でき、ある程度Macbookが利用できるようになります。

まとめると、Macbookデータ移行における時短のコツは

・事前にTime Machineによるバックアップを取得しておく
・移行アシスタントに完璧をもとめない。
・全てを移行アシスタントに頼らない。
・できる設定は自分でやる

となります。

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