コストコ ワインの実力検証(1)ネットと店舗で価格差はあるのか?

後悔しないワイン選び

ワインの購入先としてコストコは重要なスポットです。しかし近年、テレビでの紹介の影響か、最寄りのコストコは激混み。朝早く言っても駐車場に入れないこともあります。
ネットでお得なワインを購入することはできるのでしょうか?店舗で販売されているものとの違いは?調べてみました。


早起きして開店前に行ったにも関わらず、駐車場のあまりの混雑ぶりに今年に入って二度も挫折したコストコ。

今日は、閉店間際を狙って夕方6時にいき、なんとか駐車場に停めることができました。

店内は外の駐車場の混雑ぶりに負けず劣らずの激混みぶり。まず驚いたのが、レジ待ち行列の長さ。入り口近くからカートの列がつづいており、たどっていくと一番奥の食品コーナーで2回折り返して、中央通路を2列でレジまで一直線。レジまでたどり着くのに何分かかるのか検討もつきません。ディズニーランドのアトラクション待ちじゃあるまいし・・・

ただ実際には、レジのスタッフは非常に優秀で処理スピードがめちゃくちゃ速いので、実際の待ち時間は思ったほど長くなかったです。

ディズニーランド並のレジ待ち行列
中央通路にも2列待ち

自分のことは差し置いて「なんでこんなにしてまでコストコに来るんだろう」と不思議でなりません。

土日のコストコがこんなに混みだしたのはコロナ禍のあとなのでしょうか?

ここは買い物に集中して、レジ並びは閉店間際にしたほうがよさそうです。

さて、我が家は買うものが決まっているので そのコーナーをめがけて一直線なのですが、せっかくコストコに来たのであれば、ひさびさに調査したいのが、例のワインコーナー。

先日、ネット販売されているコストコワインは一通り調べましたが、現地で確認したい点が2つあります。

1つ目は、ネットの販売価格と店舗の価格が異なっているかどうか。

2つ目は、ネットで販売されていない掘り出しものが存在するかどうか。

です。

閉店7時まで、残り50分しかありませんが、早速実地検証してみましょう。

まず、店頭価格とネット価格の違いについてですが、先日ネットで調べたワインの中から2本店頭で見つけたので比較してみます。

Hess Select Chardonnay
Kirkland Signature Series Russian River Chardonnay
ネット価格
¥1,648
¥2,098
店頭価格
¥1,398
¥1,898
OFF
15%
10%

数百円安い程度です。

一方、1万円を超える高額商品は、鍵のかかったガラスケースに陳列されています。

ネットで販売されていたもので、すぐ目についたのは OPUS ONEの2016年もの。2012年と2017年のヴィンテージはネットでも販売されていますが、店頭にはありません。逆に2015年ものはネットにはなく、店頭のみのようです。

OPUS ONE 2015
OPUS ONE 2016
ネット価格
販売なし
¥47,980
店頭価格
¥46,648
¥46,980

サンプルは少ないですが、ネットと店頭の両方で扱いがある場合、店舗で購入してもそれほどお得感はないようです。

高額商品なら、もっと値引かれているのではと期待していたのですが・・・

ネット販売の場合には送料込みの価格なので、店頭価格に送料程度が上乗せされているだけ、と考えることもできます。

結論としては、「ネットで買えるワインは、ネットで購入したほうがよい。」です。

ガソリン代、高速代をかけ、駐車場に停めるまでに苦労し、入場したあとも、レジまでの長い列にならぶことを考えると、価格がほぼ変わらないのであれば、デメリットしか感じられません。

それでは、ネットで販売しておらず、店頭のみで買えるワインには、どんなものがどのくらいあるのでしょうか。

もしネットで購入できないワインで、vivino評価が極めて高く、お買い得なワインがあれば、それは苦労して店舗に行く価値があります。

次の記事でレポートします。