ワインのつまみに最適。多々楽達屋(たたらちや)の無添加ドライフルーツ・ナッツのおすすめは?

庶民のグルメ

無添加のドライフルーツやナッツを探してもなかなかよい商品に巡り会えません。粗悪なドライフルーツには砂糖が大量にまぶされていますし、マンゴーなどは筋が多くて噛み切れないようなものもあります。ナッツ類も身が固かったり、食塩つけすぎという商品も数多く世の中に出回っています。体にいいドライフルーツやナッツはどこで買えるのでしょうか?
私が4年ほど愛用している「多々楽達屋(たたらちや)」のおすすめ商品について紹介します。


健康に気を使うようになって、はじめて購入した無添加ドライフルーツがジョイベリー

2017年10月に恵比寿三越の地下食品売り場でみつけて、半年ほど愛用していたのですが、いつのまにか閉店してしまったようですね。

(恵比寿三越も、2021年2月28日で閉店したようです。恵比寿駅から歩いて10分と遠く、場所的にお客が来にくい場所なので営業面では厳しかったと思いますが、残念です。)

その後継となったのが、2018年にデパートの催事でたまたま見つけた、多々楽達屋たたらちや)のドライフルーツ。砂糖不使用ドライフルーツ、食塩不使用ナッツを主力商品として販売している岐阜の企業です。札幌、仙台、東京、神奈川、愛知、京都、福岡、鹿児島と都市は限られますが、百貨店の地下食品売場に店舗を構えています。多くは三越ですが、都市によっては、そごう、高島屋、大丸に常設出店しています。

また、不定期になりますが、全国のデパートの催事で1週間前後出店しているので、お近くにも来ているかもしれません。(スケジュール) お店にいくと いろいろな商品を少しずつ試食させてくれるので味に納得してから買うことができます(コロナ禍前。現在は、試食用のミックスフルーツの小袋をくれます)

私は気に入って、かれこれ4年間愛用しています。ヨーグルトにいれて朝食べるだけでなく、ワインを飲むようになってからは、おつまみにもしています。

何十種類もあるたたらちやのドライフルーツの中で、私の愛用している商品ベスト8をご紹介します。

お店のホームページの個別商品の写真が、あまり美味しそうに写っていないので、順次 自宅で撮影した実物の写真で入れ替えます。

自宅で撮ればもう少し見栄えがよい写真になるとおもいますが、もともと着色料を使用していないため、不自然に鮮やかな色にはなりませんのでご了承ください。

体裁にこだわらず、派手な宣伝を行わず、商品の実力で勝負しているところも、個人的には好きです。

写真に入っている番号は、注文するときの注文番号です。

第1位 ワイルドブルーベリー(微糖)
たたらちやの主力商品の1つと言っても過言ではないでしょう。サイズも 1kg, 500g, 300g, 85gと4種類用意されており、サイズの大きいものには、他の商品とのお買い得セットも用意されています。他の店でブルーベリーを買うと、粒が小さかったり、乾燥しすぎて硬く潰れていたり、砂糖が強すぎたりするのですが、こちらのブルーベリーは、粒も潰れておらず適度な水分が残ってふっくらしており、砂糖もかすかな甘味がある程度しか使っていないのでヨーグルトに入れて食べるのに最適です。ヨーグルトにはちみつをいれても、甘さがぶつからず邪魔しません。
第2位 ドライマンゴー(砂糖不使用)
ドライマンゴーを他の店で買ったときのがっかり感は、砂糖が大量にまぶされていて、人工的な甘みでマンゴーの甘み不足をごまかそうとしているときです。また、マンゴーによっては、繊維すじが多く噛み切りにくいものもあり、食べるに耐えないものが世に出回っているのが現実です。私はかねてから 7Dのドライマンゴーが世界で一番おいしいと思っており、シンガポールに出張したときなどは、スーパーで大量購入してお土産にしていたのですが、出張もなくなり手に入れる機会がありません。日本では現地の2〜3倍の値段でソニプラなどで売られていますが、少し甘みが強いので、毎日ヨーグルトに入れて食べるには、ちょっと適していません。そんな中、みつけたこちらのドライマンゴーは砂糖不使用にもかかわらず、甘みがあり、中パックではボリュームもあるので、細かく刻んで毎日ヨーグルトにいれても1ヶ月以上はもちます。中パック(320g)と小パック(100g)があります。
第3位 サンマスカットレーズン
ドライレーズンも、カラカラに干からびて硬く、砂糖が不必要にまぶされている商品が世には多いですが、こちらのサンマスカットレーズンを食べて驚いたのが、ふっくらとした柔らかさ。ソフト乾燥なので 水分が少し残っていて、ぶどうを噛み締めたときのプチッという食感が楽しめます。なによりすごいのが甘みの強さ。砂糖を使っているのではないかとおもうくらい強烈な甘さで、でも砂糖ではないので たくさん食べても気持ち悪くなりません。たたらちやでは、グリーンレーズン、ブラックコリントや巨峰など複数のぶどう(レーズン)を扱っていますが、このサンマスカットレーズンがおいしさではNo.1です。赤ワインに非常に良く合います。
第4位
カシューナッツ (ロースト皮付きカシューナッツ)
こちらのカシューナッツも初めて食べたときに驚いたものの1つです。スーパーで売られているものは、やたら塩味が強かったり、食塩無添加のものでも、固いナッツが多いですが、こちらのものは食塩無添加で、かつ柔らかく、噛みしめるとかすかに甘味を感じます。中パック(490g)と小パック(160g)があります。
少し塩気が欲しい方には、皮付きカシューナッツもおすすめです。
こちらも人気商品らしく、中パック(620g)と小パック(175g)があります。グラム数が多いのは、皮の分をサービスということでしょうか。
第5位
ペルシャいちじく
たたらちやには、白いちじく(アメリカ産)、イズミール白いちじく、ペルシャいちじくと3種類ありますが、私はワインのつまみにするのに、ペルシャいちじくを選んでいます。ペルシャいちじくは 2cm程度の丸いものがゴロゴロ入っていて食べやすいのですが、白いちじくは直径5cmほどの椎茸のかさのようなものが入っていてサイズが大きいので、ちょこっと食べるには不便に感じたからです。甘みが強く、種のプチプチ感がなんともよく、赤ワインのつまみに適しています。
第6位
あんず
あんずも美味しいドライフルーツに巡り合うのが難しいものの1つです。よくあんみつに1個だけ入っている、あの甘酸っぱさがなんとも言えず好きなのですが、少し硬さはあるものの、あの甘酸っぱさを好きなだけ味わえます。砂糖不使用なので、お子さんのおやつにもよいかと。私は、そのままおやつにすることもあれば、白ワインやスパークリングのおつまみにすることもあります。
中パック(590g)と小パック(170g)があります。
第7位
ダークショコラ サンマスカットレーズン(冬季限定)
こちらは冬季限定10月頃〜2月頃までしか手に入らない商品です。コーティングしているチョコレートが溶けるため、夏場は造らないとのことですが、あの強烈な甘みをもつサンマスカットレーズンをビターチョコでコーティングした、なんとも言えず贅沢な一品です。これを食べるのに冬が待ち遠しい!
第8位
りんご(サンつがる)
砂糖不使用りんごも、たたらちやが力を入れている商品らしく、りんごの種類も「さんふじ」「シナノゴールド」「紅玉」など複数の品種を取り扱っていますが、種類が揃うのはりんごの季節の冬場のようです。また、小パックだけでなく、「でかりんご」とよばれる500g近く入った中パックも用意されています。以前、お店の人に、「りんごはどの品種がおいしいですか?」と聞いたところ、「甘みが強いので私はサンつがるが好きですよ」と言われたので、そのおすすめ(?)に従ってサンつがるを買っています。娘が喜んで食べてくれるので、袋ごと渡してしまうことが多いです。お子さんのおやつによろしいかと。「でかりんご(中パック)」 540gと小パック 38gとあります。たくさん食べるのであれば「でかりんご」パックが断然おすすめです。(価格5倍、量14倍なので)

たたらちやの商品の唯一の問題点は価格です。いいものは高い。当たり前のことなのですが、それぞれ小パックを店頭で買おうとすると 一袋当たり税込1,400円となかなかのお値段です。

こちらの記事では、たたらちやの商品の購入方法についてまとめています。