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最新Macbook Airを衝動買いしないために〜メリットとデメリットを冷静に比較してみた(2)

前回の記事をうけて、本格的な調査です。

まず、アップル社のMacBook Air のモデルを識別するのページから、個人用、仕事用、購入検討Macbookの技術仕様を書き出して比較してました。

青字部分はオプションで選択したもの、赤字部分は購入検討中のMacbookとこれまでの機種との違いです。

個人用
仕事用
購入検討中
 
13-inch, early 2015
13-inch 2017
M1 2020
CPU
1.6GHzデュアルコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大2.7GHz)、3MB共有L3キャッシュ
オプション:2.2GHzデュアルコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.2GHz)、4MB共有L3キャッシュに変更可能
1.8GHzデュアルコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大2.9GHz)、3MB共有L3キャッシュ
オプション:2.2GHzデュアルコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大3.2GHz)、4MB共有L3キャッシュに変更可能
Apple M1チップ
4つの高性能コアと4つの高効率コアを 搭載した8コアCPU
7コアGPU / 8コアGPU
16コアNeural Engine
メモリ
4GBまたは8GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ (8GBの最大)
8GB 1,600MHz LPDDR3オンボードメモリ
8GBユニファイドメモリ
以下のオプションに変更可能:16GB
グラフィックス
Intel HD Graphics 6000
Intel HD Graphics 6000
ディスプレイ
13.3インチ(対角)LEDバックライトクリアワイドスクリーンディスプレイ、数百万色以上対応
対応解像度: 1,440 x 900ピクセル(標準)、アスペクト比16:10で1,280 x 800、1,152 x 720、1,024 x 640ピクセル、アスペクト比4:3で1,024 x 768、800 x 600ピクセル
ワイドスクリーンディスプレイ
13.3インチ(対角)LEDバックライトクリアワイドスクリーンディスプレイ、数百万色以上対応
対応解像度:1,440 x 900ピクセル(標準)、アスペクト比16:10で1,280 x 800、1,152 x 720、1,024 x 640ピクセル、アスペクト比4:3で1,024 x 768、800 x 600ピクセル
Retinaディスプレイ
IPSテクノロジー搭載13.3インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ、2,560 x 1,600ピクセル標準解像度、227ppi、数百万色以上対応
対応するスケーリング解像度:
1,680 x 1,050、1,440 x 900、 1,024 x 640
400ニトの輝度
広色域(P3)
True Toneテクノロジー
充電と拡張性
USB 3ポート(最大5Gbps)x 2
Thunderbolt 2ポート(最大20Gbps)x 1
MagSafe 2電源ポート
SDXCカードスロット
USB 3ポート(最大5Gbps)x 2
Thunderbolt 2ポート(最大20Gbps)x 1
MagSafe 2電源ポート
SDXCカードスロット
2つのThunderbolt / USB 4ポートで以下に対応:
充電
DisplayPort
Thunderbolt 3(最大40Gb/s)
USB 4(最大40Gb/s)
USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)
ヘッドフォン
オーディオ
ステレオスピーカー
デュアルマイクロフォン
3.5mmヘッドフォンジャック
ステレオスピーカー
デュアルマイクロフォン
3.5mmヘッドフォンジャック
ステレオスピーカー
ワイドなステレオサウンド
ドルビーアトモス再生に対応
指向性ビームフォーミングを持つ3マイクアレイ
3.5mmヘッドフォンジャック
バッテリーと電源
最大12時間のワイヤレス インターネット閲覧
最大12時間のiTunesムービー再生
最大30日のスタンバイ時間
54Whリチウムポリマー バッテリー内蔵
45W MagSafe 2電源アダプタ(ケーブル巻き取り機能付き)、MagSafe 2電源ポート
最大12時間のワイヤレスインターネット閲覧
最大12時間のiTunesムービー再生
最大30日のスタンバイ時間
54Whリチウムポリマーバッテリー内蔵
45W MagSafe 2電源アダプタ(ケーブル巻き取り機能付き)、MagSafe 2電源ポート
最大15時間のワイヤレスインターネット
最大18時間のApple TVアプリのムービー再生
49.9Whリチウムポリマーバッテリー内蔵
30W USB-C電源アダプタ
カメラ
720p FaceTime HDカメラ
720p FaceTime HDカメラ
720p FaceTime HDカメラ
サイズと重量
高さ:0.3~1.7 cm
幅:32.5 cm
奥行き:22.7 cm
重量:1.35 kg
高さ:0.3~1.7 cm
幅:32.5 cm
奥行き:22.7 cm
重量:1.35 kg
高さ:0.41~1.61 cm
幅:30.41 cm
奥行き:21.24 cm
重量:1.29 kg
ワイヤレス
Wi-Fi
802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/g/nに対応
Bluetooth
Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー
Wi-Fi
802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/g/nに対応
Bluetooth
Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー
Wi-Fi
802.11ax Wi-Fi 6ワイヤレスネットワーク接続
IEEE 802.11a/b/g/n/acに対応
Bluetooth
Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー

では、具体的に違いとそのメリット・デメリットについてみてみましょう。

1.CPU性能

CPUはパソコンの性能を測る上で重要な要素の1つ。新しいPCが現在のものに比べて何倍のパワーがあるか、客観的なベンチマークで比べたいところです。

それにはまず CPUの型番を調べないといけません。こちらのサイトに具体的な調べ方が書かれたいたので参考にさせてもらいます。

Launchpad –> その他 –> ターミナル を立ち上げ、コマンドで、

sysctl machdep.cpu.brand_string 

を実行します。

個人PC(13-inch, early 2015)では、Intel(R) Core(TM) i5-5250U CPU @ 1.60GHz

会社PC(13-inch 2017)では、Intel(R) Core(TM) i7-5650U CPU @ 2.20GHz

と表示されます。

これらCPUの性能を PassMark社のCPU Benchmarks のサイトで調べます。

さて、肝心なApple M1 プロセッサーはどうでしょうか?

6年前のi5-5250Uの6倍、4年前のi7-5650Uの5倍の性能です。

2.CPU変更がもたらすもの

こちらのサイトにM1チップに関する性能以外のメリットは詳細にかかれています。

メリット:iPhone・iPad向けアプリがMacで動作可能に

PCであえてやりたいiPhoneアプリやゲームもない気がするが・・・

デメリット:ディスプレイ出力が1台までしかできない

何事も形から。マルチディスプレイでトレードしてみたい初心者としては、この点はThunderbolt 3接続でもっとも期待していたところなのに・・・極めて残念。

この段階で、冷静になってきて、秋の次の製品の発表を待とうという気分に・・・・

Macbook Air (13-inch early 2015)と M1チップ版の比較、メリット・デメリットを整理すると

スペック 買い換えると・・・ 本当に必要?
CPU性能 5倍 現状、動作が遅すぎてつかいものにならないアプリはない
ディスプレイ Retina高解像度 通常外付けモニターで利用しているため、あまりメリットがない
充電 30%長持ち 自宅で電源アダプターに常時つないでいるので、当面はメリットなし
拡張性 Thunderbolt / USB 4ポート モニターが2台以上接続できないのであれば、メリットがない。逆にUSBハブなど周辺機器を購入しなければならないのはデメリット。
ワイヤレス Wi-Fi 6
Bluetooth 5.0
自宅のWi-Fiルーターも、周辺機器も未対応なのでメリットなし

残念ながら、現状では66,000円出して買い換えるメリットは、我が家にはないということになりました。CrossOverで対応できないWindowsアプリをParallels Desktopで動かしたくなったら話は別ですが。逆に購入して6年経過しても、まだ現役で十分使える Macの凄さを再認識することとなったのです。