ガラケーからの移行に最適?格安スマホプランの作り方(前編)中古スマホのおすすめは

テックSOS

街中でガラケーを見る機会はめっきり減りました。それでもたまにガラケーを使っている高齢者の方がいます。そうした方々がスマホへの移行をためらうのは、スマホの操作が複雑でわからない、面倒くさいという理由だけではありません。
端末代金や月額料金が高額であることが理由ではないかとも言われています。
そうした方々にむけて、ガラケー並の格安携帯プランの作り方をご提案します。


ガラケーはまだ使い続けられるけれども
格安にスマホを入手する
〜注意すべきはOSのサポート期限と修理可能期間

・Android端末の場合
・iPhone端末の場合
まとめ:中古スマホのおすすめは

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ガラケーはまだ使い続けられるけれど

いまから数年かけて、ガラケーで使われていた3Gサービスが順次終了していきます。

通信事業者
サービス名称
サービス停止時期
KDDI、沖縄セルラー
CDMA 1X WIN
2022.3.31
ソフトバンク
2024年1月下旬
NTTドコモ
FOMA, iモード
2026年3月31日

ソフトバンクやNTTドコモは、まだ2年〜4年も時間的余裕がありますが、それでもいつかは検討しなければなりません。

私の母は70歳を超えていますが、iPhoneやLINEを使っています。

余計なアプリを削除して誤操作しないようにすれば、スマホに移行しても大丈夫なのではないでしょうか?

端末の使い勝手よりも、むしろ端末代金や月額料金のほうが問題です。

もし、3Gしか対応していない古いガラケーをもっている場合、4G/5Gに対応した携帯端末を購入する必要があります。

引き続きガラケーを使いたい場合、買い替えとなると携帯端末はいくらぐらいするのでしょうか?

例えばNTTドコモの場合、2種類のガラケー端末を販売しています。

機種名
発売
2019年2月8日
2019年7月19日発売
価格
31,680 円
31,680 円
カメラ性能
800万画素
810万画素

2019年5月に可決された「改正電気通信事業法」によって 端末購入と通信契約をセットで販売する悪しき商慣習が禁止されました。

携帯「セット割」禁止、今秋にも 改正法成立で料金競争激しく
(2019.5.10  日本経済新聞)

これにより、「長期の通信契約を結ばせる代わりに、端末料金を1円にする」ような販売方法は店頭から姿を消しました。

一方、セット割引がなくなり、端末の本体価格を改めて意識させられたときに、「意外と高いな」と感じた人も多いと思います。

最新のiPhoneは、iPhone SE 第2世代(64 GB)で税込49,000円。Android端末なら、例えばシャープのAQUOS sense6ですと 39,800円です。

機種名
発売
2020年4月
2021年11月
価格
49,000円
39,800円
カメラ性能
1200万画素
約4,800万画素

ガラケーでも 30,000円以上するとなると、物価が上がりつつある今日このごろ、購入・移行をためらう気持ちはわかります。

また、携帯料金プランも、ガラケーのときに比べて高額になるとのイメージがあります。

携帯料金を下げた格安SIMプランが各社から提供されています。しかし、大手キャリアである、NTTドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル以外にも、LINEモバイルなどのMVNOが乱立している状態で、どれを選んだらよいのか迷います。

格安でスマホを手に入れる方法はないのでしょうか?
ガラケーから移行する場合に、最適な携帯電話会社と料金プランはどれなのでしょうか?

まずは携帯端末から調べてみました。

格安にスマホを入手する

格安にスマホを入手するのであれば、中古スマホが一つの選択肢です。

以前は、携帯電話の機種変更やキャリアの変更を、契約更新の2年おきにする人が多かったため、中古の携帯電話端末は数多く出回っています。

例えば、「中古スマホ販売サイト にこスマ」のサイトで、iPhoneとAndroid端末の最安値を検索してみると以下のようになっていました。(2022.3.9現在)

機種名
OS
iOS
Android
バッテリー
バッテリー 81%
バッテリー 80%以上
発売
2015年9月
2015年11月
税込価格
8,500円
3,000円
備考
SIMフリー(NTTドコモ)

Androidなら3,000円、iPhoneでも8,500円です。さて、こんなに古い端末が使い物になるのでしょうか?

大丈夫です。

例えば、格安SIMを提供している通信事業者の1つ、OCNモバイルONEのページで検索すると、iPhone 6sもXperia Z5 Compactも動作確認済み端末として表示されています。

中古スマホを購入するときに注意しなければならないのは、OSのサポート期限と修理可能期間です。

AndroidのOSアップデート方針と修理可能期間
iPhoneのOSアップデート方針と修理可能期間

AndroidのOSアップデート方針と修理可能期間

通常Android端末は、発売開始から3年でメーカーが提供するAndroid OSのアップデートが止まってしまいます。

例えば、NTTドコモ経由でXperia Z5 Compactを購入していた場合、2018年7月の更新が最後です。

XperiaTM Z5 Compact SO-02Hのソフトウェアアップデート情報

また、2021年1月末で修理対応が終了していますので、万が一 購入後に機種が壊れた場合でも修理はできません。

iPhoneのOSアップデート方針と修理可能期間

iPhoneの場合は、かなり長期にわたって 最新OSへのアップデートが提供されます。

これは、iPhoneというハードウェアとiOSというソフトウェアを アップル社が提供していることによる利点です。

過去8年間に発売されたiPhoneのOSサポート一覧がこちらです。

提供開始時期
iPhone機種
発売当時のiOSバージョン
最終iOSバージョン
2013年9月
iPhone 5s
iOS 7
iOS 12(終了)
2014年9月
iPhone 6
iOS 8
iOS 12(終了)
2015年9月
iPhone 6s
iOS 9
iOS 15 (継続)
2016年9月
iPhone 7
iOS 10
iOS 15 (継続)
2017年9月
iPhone 8
iOS 11
iOS 15 (継続)
2018年9月
iPhone Xs/XR
iOS 12
iOS 15 (継続)
2019年9月
iPhone 11
iOS 13
iOS 15 (継続)
2020年4月
iPhone SE (第2世代)
iOS 13
iOS 15 (継続)
2020年10月
iPhone 12
iOS 14
iOS 15 (継続)
2021年9月
iPhone 13
iOS 15
iOS 15 (継続)

7 年前に発売された iPhone 6sでも、最新のiOS 15のサポート対象になっているのは驚くべきことです。

また、ハードウェアの修理に関してもiPhoneは長期利用に適した状況になっています。

アップル社のページでは、保証に関して以下のようにかかれています。
保証期限の切れた Apple 製品の修理サービスを受ける

アップルでは、Apple が販売店への供給を停止した日から 7 年以上が経過した製品は、オブソリート製品とみなします。
Apple では、オブソリート製品に対するハードウェアサービスをすべて終了しています。
サービスプロバイダでも、オブソリート製品の部品は発注いただけません。

言い換えると、オブソリート製品と認定されていなければ、画面の破損やバッテリーの交換などの修理を提供してくれるということです。iPhoneのオブソリート製品は以下のようになっています。10年近く前に発売されたiPhone 5sや iPhone 6でも、最新OSには対応していませんが、ハードウェアの修理は受け付けてくれると解釈できます。

  • iPhone
  • iPhone 3G (中国本土) 8 GB
  • iPhone 3G 8 GB、16 GB
  • iPhone 3GS (中国本土) 16 GB、32 GB
  • iPhone 3GS (8GB)
  • iPhone 3GS 16 GB、32 GB
  • iPhone 4 CDMA
  • iPhone 4 CDMA (8 GB)
  • iPhone 4 16 GB、32 GB
  • iPhone 4 GSM (8 GB)、ブラック
  • iPhone 4S (8 GB)

ハードウェアの修理ができるということは、中古スマホでもバッテリーを新品に交換できることを意味します。Appleのサイトによると、古めのiPhoneのバッテリー交換料金は、税込5,940円です。

iPhone のバッテリーと電源の修理

iPhone のモデル バッテリー交換料金(税込)
iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、
iPhone XR、iPhone 11 Pro Max、
iPhone 11 Pro、iPhone 11、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12 Pro、iPhone 12、 iPhone 12 mini、iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini
8,140 円
iPhone SE (第 2 世代)、iPhone SE、
iPhone 6s、iPhone 6s Plus、
iPhone 7、iPhone 7 Plus、
iPhone 8、iPhone 8 Plus、
およびその他すべての対象モデル
5,940 円

まとめ:中古スマホのおすすめは

以上をまとめると、中古スマホを購入する場合の選択肢、メリット・デメリットは以下のようになります。

Androidに比べて、価格は少々高めになりますが、いまだにハードウェア修理可能であり、最新のOSアップデートにも対応できるiPhoneのほうがおすすめです。

もちろん、OSのアップデートがなくても気にしない(セキュリティ面で問題がある可能性はあります)、端末が壊れたり、バッテリーの持ちが悪くなったら別の中古スマホに買い換えればよい、と割り切れる方は、Android端末という選択肢もありえます。

Android端末
iPhone端末
価格
安い
(3,000円〜)
Androidに比べると少し高め (8,500円〜)
OSアップデート
発売から3年程度で終了
2015年発売のiPhone 6sでも、いまだに最新iOS 15のサポート対象
修理可能期間
X
発売から6年程度で終了
2012年発売のiPhone 5でも、いまだに修理対象

古いとはいえ、同時代のガラケーに比べてたら、はるかに高性能な小型コンピューターです。私などは、9年前の2009年に発売されたiPhone 5sをSpotify再生専用端末としてつかっています。(古い家電の活用法〜10年前のミニコンポとiPhone5sでSpotifyを聴く

また、つい先日も、ブログのスマホでの見え方を確認する目的専用に、3,000円で美品のAndroid端末を購入しました。(3,000円Androidスマホを購入してわかった携帯端末の実質利用期限

古い家電製品でも、工夫次第で使い道はあるように思います。

後編では、ガラケーからの移行を前提にした、格安SIMカードの選び方について解説します。



 

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