IPO当選株式 売却手数料がお得な証券会社は?

投資・FX

「当選したIPO株は、初値で売却して利益・損失を確定する」という人も多いかと思います。
しかし、「今は相場の地合いが悪いので、しばらく保有して様子をみる」という場合もあります。
その場合、当選した証券会社で売却する必要は 必ずしもありません。
売却コストを最小限に抑え、かつIPO抽選も有利になる方法を紹介します。


1.国内株式の売却手数料
2.IPO株式は別の証券会社に移管できる
   移管にかかる手数料は?
3.移管手数料負担サービス
4.IPO株をお得に売却できる証券会社は?

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1.国内株式の売却手数料

IPO株式に当選した場合、通常株数は最低単位の100株、株価が安い場合は、200株当選することがあります。

株価を考えると売却時の 代金は、10万円から多くて100万円未満が通常でしょう。

IPO株が当選しやすい主要な証券会社で、IPO株の売却手数料がいくらになるかまとめてみました。

国内株式 現物の売買手数料(インターネットコースの場合;金額はすべて税込)

売買代金
10万円まで
20万円まで
30万円まで
50万円まで
100万円まで
99
115
275
535
99
115
275
535
110
198
275
450
成行:1,100円
指値:1,650円
137
198
275
440
880
152
330
524
1,048
約定代金×0.34650%(最低1,045円)
 参考価格
1,045
1,823
3,645
約定代金×0.37950%(最低1100円)
  参考価格
1,100
1,897
3,795

ネット証券は、手数料の安さを売りにしているのでこの価格は当然ですが、マネックス証券が意外と高いことがわかります。

一方、総合証券会社の中では、野村證券とSMBC日興証券が手数料においてネット証券と遜色ない価格を出しています。

総合証券の中でも、みずほ証券と大和証券は、手数料ビジネスのモデルから抜け出られていないようです。

2.IPO株式は別の証券会社に移管できる

IPO投資の場合、普通は当選した証券会社で売却するというケースが一般的かと思います。

しかし、中期で保有しようと考えた場合、必ずしも当選した証券会社で売却する必要はありません。

国内株式は基本すべて証券会社間で預け替え(移管)できるので、手数料の安い証券会社に移管してから売却するという可能性もあるわけです。

その場合、株式移管にかかる手数料が問題になるわけですが、

預け替え時の手数料の考え方は、

・入庫(株式を受け入れる)時には、手数料は取らない
・出庫(株式を他の証券会社へ払い出す)時には、証券会社によって手数料がかかる

となっています。

株式の出庫手数料

株式の出庫手数料
無料
無料
無料
特定口座1,000円/銘柄毎、一般口座 無料
基本料金550円+1単元あたり550円(最低1,100円)
基本料金550円+1単元あたり550円(最低1,100円)
基本料金550円+1単元あたり550円(最低1,100円)

株式の出庫において、ネット証券は手数料をとりません。

総合証券のうち、野村、大和、みずほは、1単元(100株)で1,100円、1単元増えるごとに+550円という価格体系ですが、

SMBC日興証券だけは、何単元売却しても、手数料は銘柄ごとに一律 1,000円と非常に良心的です。

3.移管手数料負担サービス

総合証券でIPO株式に当選した場合、1,000円程度の移管手数料を払って、さらに移管先で数百円の売却手数料を払うよりも、

そのまま当選した総合証券で売却し、1,000円程度の売却手数料を払ったほうが安いと考えるのが普通です。

しかし、1つだけ抜け道があります。それが移管手数料負担サービスです。

総合証券では、株式を自社に移管してくれた顧客に、移管にかかった手数料を肩代わりするサービスがあります。

通常は移管する資産の総額が500万円以上、1,000万円以上でないと対象になりません。

しかし、SMBC日興証券だけは、「移管資産が10万円以上で手数料を負担する」という破格のサービスになっています。

つまり IPO株式を実質手数料負担なしで、他の証券会社から日興証券に移管することができるのです。

ネット証券では、このようなサービスはありません。

手数料負担サービスの有無と条件
SBI証券
なし
楽天証券
なし
マネックス証券
なし
移管資産の時価総額 10万円以上
移管資産の時価総額 500万円以上
移管資産の時価総額 500万円以上
移管資産の時価総額 1,000万円以上

 

4.IPO株式をお得に売却できる証券会社は?

さて、以上のような状況で、株式の売却手数料と、株式移管手数料負担サービスを考慮した場合、IPO株式をお得に売却できる証券会社はどこでしょうか。

それは、売却手数料がネット証券並みに安く、移管資産の時価総額が少なくても手数料を負担してくれるSMBC日興証券です。

 

ネット証券で当選した場合には、手数料にあまり差はないので、メリットが感じにくいかもしれません。

しかし、総合証券で年間5銘柄、10銘柄と当選するようになった場合、売却手数料の差額数百円の積み重ねが年間で何千円かの違いになってくるため、バカにできません。

 

また、SMBC日興証券では、別の観点でIPO投資に有利に働きます。

日興証券では、ダイレクトコース限定で、預け入れ資産残高に応じたIPO優遇特典を提供しています。

資産残高に応じてステージを設け、当選確率が上がる仕組みです。

他の証券会社から移管したIPO株式も、保有している間は資産残高にカウントされます。

総資産が250万円以上ある場合に限りますが、IPO抽選で有利に働く可能性があるという意味でも、日興証券に移管するメリットがあります。

 

 

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