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IPO投資のリアル 初心者の当選確率はどのくらい?

IPO投資、人気みたいですね。

「昔と比べて当選確率が下がった」と、長年取り組んでいる方のブログに書いてあります。

これから新たにIPO投資に取り組む初心者はどのくらいの確率で当選できるのでしょうか。

この1年ほど試行錯誤しながら取り組んだ結果をもとに、巷で言われているノウハウの何が正しそうなのか、考察してみたいと思います。

まず私自身のここ1年の結果です。

応募IPO社数
応募総回数
当選回数
当選内訳(証券会社)
2020年
39社
104回
3回
I-ne(日興証券)
バリオセキュア(野村證券;繰上げ当選)
ポピンズホールディングス(大和證券)
2021年
58社
161回
2回
ステラファーマ(みずほ証券)
日本電解(日興証券;繰上げ当選)
合計
97社
265回
5回

265回応募して5回当選。確率にすると約1.9%ですかね。ざっと50回に1回です。

IPO投資は、初心者でも「損小利大」が実現できるローリスク・ハイリターンの投資なのですが、当選確率をどう上げていくかが工夫のしどころとなります。

IPO投資に何年も取り組まれている方の足元には到底及びませんが、私もやり方を日々改善しています。気になっているポイントをいくつか挙げてみます。

「IPO投資 手順」と検索すると、いくつかサイトがでてきますが、そこで言われている当選確率アップのためのポイントは以下に集約されるかと思います。

1
より多くの証券会社から申し込む
2
家族口座で応募回数を増やす
3
より多くの資金で当選確率を増やす(SBI証券)
4
資金を用意せずに、抽選を受ける(野村證券、他)
5
IPOチャレンジポイントを使う(SBI証券)
6
証券会社の大口優遇特典を使う

実際、それぞれはどの程度効果があるのでしょうか?1年やってきた感触が以下です。

1.より多くの証券会社から申し込む

これはある意味正しいですが、ある意味違っているような気がします。

私は8つの証券会社口座を使っていますが、この1年で、97社応募しているにも関わらず、全応募回数は 265回で 1件の IPOあたり 2.73社、約3社の証券会社からの応募です。

毎IPOごとに8つの証券会社から応募していたら(IPOによって対象でない証券会社もありますが)計776回となりますが、主幹事・副幹事でない 株数割当の少ない会社に応募しても意味ないとおもい、省略しています。

2.家族口座で応募回数を増やす

これは、まだやっていませんが、ある種の証券会社では意味あると思います。

3.より多くの資金で当選確率を増やす(SBI証券)

これがやってきていま疑問に感じているところです。

SBI証券に資金を集約して、口数を多くしていますが、一度も当選したことがありません。

おそらくSBI証券自体、口座開設数も多く、同じようなことを考えているもっと資金の多い人達の間での競争が激しく、資金の少ない人には、ほぼチャンスはないのでは?と推測しています。

4.資金を用意せずに、抽選を受ける(野村證券、他)

これは、野村證券が主幹事のときに当選しましたが、人気のないIPOで繰上げ当選したので、マイナスとなってしまいました。野村證券は、ネット抽選の公平さが不明なので、人気のIPO株が、初心者に回ってくるかは疑問です。

5.IPOチャレンジポイントを使う(SBI証券)

これも現実は厳しいと思います。真偽のほどは定かではありませんが「当選に有効に働くポイント数は 300ポイント以上ではないか」と一部で噂されています。1年間に実施されるIPOが 100社だとして、3年間はハズレ続けて、ようやく貯まるポイントです。まさに「石の上にも三年」です。

6.証券会社の大口優遇特典を使う

まとまった資金がある場合、かつ、その証券会社がIPO主幹事のときに、これが実は意外と効くのではないかと思っています。250万円以上の余裕資金がある方は、日興証券の優遇制度を使うとよいのではと思います。


思い返せば 最初にSBI証券でIPO投資に挑戦したのが7年前。そのときは 52回ハズレて挫折してしまいましたが、改めてデータをとってみると、あと数回頑張っていれば当たっていたのかもしれませんね。IPO投資は宝くじと違ってハズレても損失がないのが良いところ。

あきらめずに1年、2年と続けていきましょう。

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