ワイン

Amazonで感動ワインは買えるのか?(1)vivinoで調べてみた

7/20 23:59までAmazonタイムセール中。

私自身、Amazonで年間何十回も購入する、割とヘビーユーザーですが、実はワインだけは購入したことがありません。

理由は、「これ珍しい、美味しそう」と思えるワインが、Amazon検索で見つけられないからです。

不思議なもので、年間何十という店舗、何百本というワインをvivinoでスキャンしていくと、評価の低いがっかりワインの画像が脳内でパターン認識されてくる感覚があります。

ワインの見栄えやラベルをみただけで、なんとなく「このワインは手を出してはいけないワインだ!」と心の中でアラームが鳴るのです。

実際ワインを開けたわけではないのに、言うのもなんですが、スキャンするたびに感性が研ぎ澄まされてくる感じがします。ソムリエでもなんでもないですけど。

Amazonのワインに対しては、コストコの店舗のワイン売り場で体験する、あの興奮感

「見たこともないワインが置いてある!」

「こんな評価の高いワインがこの値段で!」

というワクワク感が全く起きないのです。

(参考:ネットと店舗で差はあるのか?コストコ ワインの実地検証(2) 店舗限定のお買い得ワイン

確かに一般の商品では、Amazonのレビューは購入に役立ちます。

日本中、ものによっては世界中からの、数百、数千のレビューと評価は、商品の評価を正確に映し出すことが多いでしょう。

では、Amazonワインに対して、私の心の中の「買ってはいけない」センサーが作動する理由はなんなのでしょうか? その勘は本当に正しいのでしょうか?実際にvivinoで検証してみたいと思います。

検索を効率よくするために、以下の設定でフィルターします。

カスタマーレビューは ★4つ以上

セット品は、余計なものを掴まされるので、「単品」のみを選択し、

「並べ替え」は「レビューの評価順」にします。

さて、これで準備ができました。表示されたワイン 上位16本をまず見てみましょう。(スポンサーワインを除きます)

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16

まず、このリストをみて、引っかかったのが産地(国)の偏りです。

OIV(国際ぶどう・ぶどう酒機構)による 2020年のデータによると、ワインの生産国ランキングは以下のとおりです。

順位
生産量(ヘクトリットル)
1
イタリア
4,720万 hl
2
フランス
4,390万hl
3
スペイン
3,750万hl
4
アメリカ
2,470万hl
26
日本
19万hl

翻って、さきほどのリストを見てみると、

順位
本数
1
スペイン
5
2
日本
5

その他は、アメリカ、フランス、イタリア、アルゼンチン、ニュージーランドが各1本ずつ。

通常、ネットでも店舗でも、世界のワインを揃えているところでは、フランス、アメリカ、イタリアをそれなりの数揃え、手の出しやすい価格帯を補うために、チリ、アルゼンチン、スペイン、オーストラリア、ニュージーランドなどを加えることが多いように思います。

Amazonでは、世界のワインの動向からかなりかけ離れた、なにか恣意的な選択がなされているように思えます。

また、レビュアーの件数も、日本のワイン以外は、2ケタ、しかもほとんどが40件以下。これではコストコのオンライン販売を調べた時とおなじように、かなり怪しい評価スコアの可能性があります。

では、世界からみた実際の実力はどんなものなのか?早速vivinoで調べてみましょう。

次回に続く